井出真吾の発言録
井出真吾「日経平均6万円は長い目で見れば通過点」|楽待(2026年5月)
- だれが
- 井出真吾(ニッセイ基礎研究所 研究理事 チーフ株式ストラテジスト)
- いつ
- 2026年5月11日
- どこで
- 楽待 RAKUMACHI(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
楽待チャンネルの後編で、井出氏は日経平均の「身の丈」をPERの標準範囲で示し、今の株価はバブルではないが割安でもないと述べました。株主資本が積み上がる限り株価指数は長い目で上がっていく仕組みだとして、6万円は長期では通過点だとする一方、6万円台の維持には今年度2割ほどの増益が必要で、業績見通しの悪化など下落のリスクにも注意を促しています。
何を語ったか
- PERで14〜16倍を日経平均の「身の丈」とするグラフを示し、1989年末のバブルのピークでは株価4万円に対して身の丈は1万円ほどだったが、2年前の4万円はほぼ実力を伴った水準だったと説明しました。アメリカのS&P500も、ITバブルやコロナの時は身の丈から上に外れたが、その後は落ち着いたとしています。
- 株価が大きく下がる局面では、過去はPBR1倍、つまり株主資本の水準で下げ止まってきたと指摘しました。企業が利益を内部に積み上げれば株主資本は増え、下値の目安も上がっていくので、株価指数は乱高下しながら上がっていく仕組みになっているとし、10年後の日経平均が6万円より高い可能性はほぼ間違いなく高いと述べています。
- 売買に自信がない人はインデックスファンドを持っているだけでも長期ではほとんどの人が儲かるとし、投資は楽しくないと続かない、苦しい思いまでする必要はないと語りました。
- 今年度のTOPIXの予想EPSは13.2%増える見込みで、株価はバブルではないが割安でもないと述べました。日経平均で6万円台を維持するには今年度2割程度の増益が必要条件になり、9か月ぶりに業績見通しの下方修正が上方修正を上回ったことはリスクだとしています。
- 金融市場は、令和のブラックマンデーやディープシーク・ショックのように、実体経済と関係なく急落することがあると指摘し、そういう時は何回かに分けて買い下がるのがよいとの考えを示しました。働く人が生み出した付加価値のうち賃金にならなかった分は企業の利益として株主に回るとして、0歳から投資をする意義を語っています。
原文から
長い目で見れば通過点です
この発言の読み方
「6万円は通過点か」という問いに、井出氏は「長期は通過点、短期は5万円割れもありうる」と時間軸を分けて答えました。長期の根拠は株主資本が積み上がるという仕組みで、短期の警戒は業績見通しの悪化という数字です。この2つを分けて考えると、短期の下落に慌てず、長期の投資を続ける理由が整理しやすくなります。
出典:楽待 RAKUMACHI「【日経平均はバブルか】日本株上昇は「実力通り」/TOPIXは2ケタ増益へ/日本株に潜む急落リスクは?/イラン停戦と中間選挙に注目《井出真吾:後編》」(2026年5月11日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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