唐鎌大輔の発言録
唐鎌大輔「日銀は原則どおり『ゼロ回答』でいい」|TBS CROSS DIG(2025年6月)
- だれが
- 唐鎌大輔(みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト)
- いつ
- 2025年6月17日
- どこで
- TBS CROSS DIG with Bloomberg(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
2025年6月17日公開のTBS CROSS DIG with Bloombergの番組で、唐鎌氏は日銀の国債買い入れの減額や米国の為替報告書を解説しました。超長期金利の上昇に日銀が毎回動く必要はなく、原則論として「ゼロ回答」でもよいと述べました。米国から日本への注文として、公的年金の運用見直しが円高要因になりうるとも指摘しました。
何を語ったか
- 6月の日銀会合の論点は国債買い入れの減額ペースだとし、べき論としては見直しをしない「ゼロ回答」が中長期的に正当だと述べました。
- 超長期金利が上がるたびに日銀が動けば「日銀が動いてくれる」という期待が定着してしまうので、淡々とロジックを通すことが大事だと述べました。
- 米国の為替報告書について、日本の経常黒字は対米投資の稼ぎなので、為替操作国の認定までは相当な距離があると述べました。
- 米国の日本への注文の一つは公的年金の運用で、GPIFなどの外貨資産の比率が下がれば数十兆円規模のお金が国内に移り円高要因になりうると説明しました。ただしすぐには起きないとし、本人も「ほぼ陰謀論」と断っています。
- 豊かさは生産の指標である実質GDPより、所得の指標である実質GDIの方が実感に近く、日本は所得が海外に流れていると述べました。
原文から
ゼロ回答でもいいんじゃないという風には私は思います
この発言の読み方
唐鎌氏は、日銀は市場の動きに振り回されず原則どおりに動くべきだという立場です。年金の運用見直しの話は本人が「ほぼ陰謀論」と断っている仮説で、起きると予想したものではありません。「GDPよりGDIを見る」という指摘は、数字の見方を変えるヒントとして読めます。
出典:TBS CROSS DIG with Bloomberg「【300兆円の運用に“異例の注文”】エコノミスト唐鎌大輔/GPIFが方針変更なら円高要因/日銀のあるべき姿「ゼロ回答」/日本は“監視リスト”に「為替報告書」の読み方 /見るべきは実質GDI【エコラボ】」(2025年6月17日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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