武者陵司の発言録
武者陵司「サナエノミクスが成功すれば来年日経平均10万円も」|日経CNBC(2026年9月)
- だれが
- 武者陵司(武者リサーチ代表(元ドイツ証券副会長))
- いつ
- 2026年9月26日
- どこで
- 日経CNBC(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
日経CNBCの番組で、武者氏は高市政権の経済政策(サナエノミクス)を「戦後日本の歴史がガラッと変わる局面」と位置づけ、家計の立て直しと潜在成長率の引き上げが進めば、来年(2027年)に日経平均10万円に行く可能性が強いとの見方を示しました。あわせて、これ以上の利上げは好循環にブレーキをかけかねないと述べています。
何を語ったか
- サナエノミクスの歴史的な意義は、①苦しくなっていた国民の生活の押し上げ、②落ち込んでいた日本の潜在成長率の引き上げ、の2つだと述べました。日本の実質消費は2014年がピークで、10年以上それを超えていないと指摘しています。
- 生活が苦しい最大の理由は「税金の取り過ぎ」で、税と社会保険の負担(国民負担率)が10年で10ポイントほど上がったと説明しました。日本の財政は、年々の赤字で見ればG7で最も小さく、政府の金融資産を差し引いた借金も他国よりむしろ低いと述べています。
- 物価のうち家計を苦しめているのは食品の値上がりで、食品に絞った消費税減税は的を射た政策だと述べました。食品とエネルギーを除いた物価の伸びは日銀の目標の2%より低いとも指摘しています。
- 企業は利益が大きく伸び、余裕資金も多いのに投資に回していないとし、潜在成長率が上がらない最大の原因は「資本投入」の落ち込みだと説明しました。株や土地の値上がりによる資産効果で、潜在成長率はすぐに1%を超えていくとの見方を示しています。
- サナエノミクスが成功すれば、日経平均は「来年10万円」に行く可能性が強いと述べました。そのうえで、これ以上の利上げは好循環にブレーキをかける心配があると述べました。
原文から
来年10万円行く可能性強いんじゃないですか
この発言の読み方
2025年10月には「10万円は早ければ2031年」と試算していた武者氏が、この回では「来年」と時期を大きく前倒ししました。ただし、司会の「サナエノミクスが成功したら」という問いへの答えで、政策の成功(家計の回復と潜在成長率の上昇)が前提です。日銀の利上げが続く、政策が思うように進まない、といった場合は前提が変わる点に注意して読む必要があります。
出典:日経CNBC 公式チャンネル「【日経平均10万円も!? #サナエノミクス は日本経済を変えるか|武者リサーチ 代表 武者 陵司氏】」(2026年9月26日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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