投資の教科書

佐々木融の発言録

佐々木融「日本売りの兆し、バラマキはインフレをさらに押し上げる」|PIVOT(2025年7月)

動画:PIVOT 公式チャンネル(YouTube公式)。再生ボタンを押すと、このページで再生されます。
だれが
佐々木融(ふくおかフィナンシャルグループ チーフ・ストラテジスト(日本銀行、JPモルガン・チェース銀行出身))
いつ
2025年7月17日
どこで
PIVOT(YouTube)(動画)
元の出演
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確認
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掲載日
2026/10/23

為替・円政治・政策暴落・リスク

参院選を前に円安と金利上昇、株安が同時に進んだ局面で、佐々木氏は「日本のトリプル安っぽい感じ」になっていると述べました。インフレで困っているところに減税や給付でお金を配ればインフレはさらに上がると指摘し、投機筋の円買いが巻き戻されれば155円、さらに160円をうかがう可能性もあるとの見方を示しました。

何を語ったか

  • 7月に入って円安と10年金利の上昇が同時に進み、日経平均やTOPIXも米国株より弱いとして、背景は参院選後のバラマキへの懸念と、日米の通商交渉の不透明感だと説明しました。
  • 日本の消費者物価の伸びは7カ月連続でG7で最も高く、日本はもう「デフレの国ではなくインフレの国」だと述べました。一方で10年金利はG7で最も低い状態が続いており、上がりやすいとしています。
  • インフレで困っている人を助けるために減税や現金給付をすれば逆効果で、インフレ率はさらに上がるとの考えを示しました。供給側(外国人労働者の受け入れ方や、1990年から2割減った1人あたり労働時間)の議論をすべきだとも述べています。
  • 家計の金融資産の半分以上(約1100兆円)はまだ円の現金・預金で、実質金利がマイナスのままでは海外への流出が続きうると説明しました。格下げで日本の銀行のドル調達が難しくなれば、円を売ってドルを買う動きが出かねないとも指摘しています。

原文から

日本はもう今やデフレの国じゃなくてインフレの国になってる

この発言の読み方

佐々木氏は「物価高対策の減税・給付はインフレを強める」という立場をくり返しており、この回はそれが最もはっきり語られた回の一つです。155円・160円という水準は、投機筋の円買いの巻き戻しや、その後の円売りの仕掛けを前提にした見立てです。本人は、トランプ大統領がFRBに圧力をかけてドルが売られることが、自分のドル高予想にとってのリスクだとも述べています。

出典:PIVOT 公式チャンネル「【「日本売り」の兆し。超円安再来のリスク】「日本売り」の2つの理由/自公過半数割れの為替インパクト/財政ポピュリズムの末路/投機筋巻き戻しなら155円/個人のキャピタルフライト/介入予算の限界」(2025年7月17日)

このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。

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