佐々木融の発言録
佐々木融「日経平均7万円は80年代バブルとは違うが過熱感」|FFG公式チャンネル(2026年6月)
- だれが
- 佐々木融(ふくおかフィナンシャルグループ チーフ・ストラテジスト(日本銀行、JPモルガン・チェース銀行出身))
- いつ
- 2026年6月19日
- どこで
- FFG公式チャンネル(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
日経平均が7万円に迫った局面で、FFG公式チャンネルの短い解説動画に出た回です。佐々木氏は、今の株高は主に利益の増加によるもので倍率が膨らんだ1980年代後半のバブルとは違うとしつつ、最近は倍率も上がって少し過熱感が出ていると述べました。長い目で見れば、円安とインフレで名目GDPが増えれば株価は上がりやすいとの見方です。
何を語ったか
- 株価は「利益×倍率」で説明でき、1980年代のバブルは倍率が大きく膨らんで上がったのに対し、今は利益が増えて上がっていると説明しました。ただ7万円近くになって倍率も上がり始め、若干の過熱感はあると述べています。
- 利益が増えている背景として、AI・半導体関連企業の利益の増加、円安で海外の利益が円建てで膨らむこと、インフレでコストを価格に転嫁できるようになったことの3つを挙げました。韓国や台湾の株価も同じようにテクノロジー株が主導して大きく上がっていると紹介しています。
- 日経平均はTOPIXより大きく上がっており、株価の単純平均であるため値がさ株の影響を受けやすいと説明しました。ファーストリテイリング、アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループの4社に触れ、この4社で3割強から4割弱のウェイトを占めると述べています。
- 過去5年の名目GDP成長率の平均は3.9%で、このペースが続けば10年後に名目GDPは1000兆円に届き、最近の相関が続けば日経平均は12万円を超える計算になると紹介しました。7万円は少し早すぎるとしつつ、通貨安でインフレの国の株価は上がりやすいことは、過去5年に大きく上がったトルコ株の例からも分かると述べています。
原文から
1980年代後半のバブルとは違うと思います
この発言の読み方
為替のストラテジストである佐々木氏の株価の見方は、「円安とインフレで名目の数字が膨らむ」という円安論の裏返しです。株高を前向きな話としてだけでなく、通貨の価値が下がっていることの表れとして見ている点が特徴です。12万円は計算上の数字で、予想として言い切ったものではありません。日経平均とTOPIXの違いを知っておくと、ニュースの株価と自分の持っている銘柄の動きが違う理由が分かります。
出典:FFG公式チャンネル「【速報!】日経平均7万円!バブルか?適正価格か?|佐々木融のマーケット解説!」(2026年6月19日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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